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攻略本寸評 | ひたすらにゲームのこと

攻略本寸評

動画編集で使用した
攻略本を中心に紹介

天外魔境Ⅱ

天外魔境2卍MARU
公式ガイド

PCE版唯一の攻略本というだけで価値がある。攻略内容も不足なく充実していると思う。コラムも複数あり、本編以外のところも楽しめる。特に低段攻略の特集もあり、通常プレイ以外の参考にもなる。
不満点は宝箱の中身は記載があるが、位置まではわからない。そこはダンジョン攻略の醍醐味なので評価が分かれるところか。あとボスは一通りステータス表記があるが、雑魚敵は一部の敵だけなのが勿体ないと思う。

天外魔境2 MANJI MARU
公式完全攻略絵巻

こちらもPS2/GC版の唯一の攻略本。これしか選択肢がないが内容はちゃんと充実している。巻末に公式用語集もありクリア後でも楽しめるのはかなり評価できる。ボスや雑魚敵もすべてステータス表記があり、行動内容も記載があるので攻略本としては非常にいい部類。
好みは分かれるが武具はあいうえお順での記載。比較はしにくいのが難点だが探しやすいのはこっち。あと属性耐性の記載はあるが、直感的に分かりにくい表記なのが慣れるまで困る。リメイク版は戦闘難易度が激下がりしたので攻略本自体が不要かと思われれるがファンアイテムとしては十分。

天外魔境 -風雲カブキ伝-

天外魔境 -風雲カブキ伝-

Vジャンプの攻略本と侮るなかれ。コラムも充実しており非常に楽しめる書籍だった。ただやっぱりラストは伏せられている。具体的には大聖堂あたりから「自分の目で確かめてくれ!」だったはず。基本攻略に詰まるような作品でもないので、カブキ伝をどっぷり楽しむお供に最適。

天外魔境ZERO

天外魔境ZERO
マル秘公式ガイドブック

とりあえずこれ一冊あれば攻略情報については問題なし。と言うよりこれしかない状態。PLGSイベントもしっかり記載はあるが、ペットの分岐条件などは伏せられているので、そこはネット情報を頼るしかない。
面白いのは火眼の目線で攻略内容が書かれていること。こういった表現は攻略本ならではで面白い。総じて攻略本全盛期の良い書籍だと思う。

天外魔境 -第四の黙示録-

天外魔境 第四の黙示録
公式ガイドブック

SS版の攻略本。PSP版の追加イベントなどには対応していない。それでも内容はほぼ一緒なのでPSP版のプレイにも役立つかと。
本作は迷うほどのダンジョンもなく、ストーリーもテンポがよく攻略本はいらないレベルだと思う。でも本の内容がいいので読んでるだけでも楽しい。
ミニゲームであるパズルのピースだけ記載ミスがあるので要注意。確か黄色か何かのピースに記載漏れがあり、そこだけは自力で探す必要がある。分かりやすいミスなのですぐに気付けると思うが。

天外魔境 第四の黙示録
公式設定資料集

攻略本ではないが動画編集のために購入。初期設定イラストなどがあって楽しめた。設定資料集自体を買うことがなかったので何とも言えないが、もう少し深い情報が欲しかった。十二使徒も2回紹介されていたりと、ページ埋めに苦心したような印象が拭えない点があった。

天外魔境Ⅲ

天外魔境III NAMIDA
公式完全攻略絵巻

分厚い。ひたすらデータを集めたって言うだけの攻略本。一応チャートなんかはあったりするが、町とダンジョンデータが分かれているのでわかりづらい。ちゃんとエリアごとにチャート・町・ダンジョンをまとめて欲しい。また道具関係もひたすらデータを記載しているだけ並びが悪く分かりにくいのが難点。しかし本書最大のメリットは巻末の方にある役立ち情報。これだけで十分価値を発揮している。言い換えればそれさえ知っていれば無用な書籍になってしまう。しかしながら、何だかんだネット情報が少ない本作なので貴重である。

MOTHER

マザー百科

攻略本というよりひとつの読み物として成立してる書籍。各町の観光ガイドブックみたいな構成になっている。町の掲載順は攻略順になっているので、もちろん攻略本としても参考になる。本作はメインストーリーとなる部分は淡白なのでどっぷり楽しむなら是非手元に置いて遊びたい。

MOTHER2

マザー2―ギーグの逆襲
任天堂公式ガイドブック

マザー百科と比較するとだいぶ攻略本らしくなった。それでもユニークな部分が多く読み物として楽しめるのはさすがと言ったところ。特にホテルでの新聞読み上げサービスで登場する各紙を模したコラムは必見。攻略内容を充実させユニークな部分も残している良書。
反面、前作のマザー百科みたいなものを期待して購入すると物足りなさを感じると思われる。本作は超人気作ゆえに他社からもたくさんの攻略本が出版されているので、攻略情報を期待するだけなら他も視野にいれたほうが良さそうではある。

MOTHER3

MOTHER3
任天堂公式ガイドブック

MOTHERシリーズの公式ガイドブックは回を重ねる毎に余分な部分がなくなり、純粋な攻略情報が増えてくる。本書は攻略本に徹底した内容である。ただ巻頭にある村人の設定などは楽しく読めて価値あり。
開発に難航したので裏話的なのは難しいとは思うけども、本作はシナリオを追うだけの展開なので、攻略情報を載せるのではなく原点回帰でマザー百科みたいな内容を目指して欲しかった。悪くはない攻略本だが過度な期待は禁物。

MOTHER3
パーフェクトガイド

本書の価値はサウンドバトルの解説にある。リズム感がある人ならば感覚が掴めるのではないだろうか。私には到底無理だったが…。それでも何の手がかりもなくフリーバトルで練習するよりはマシだった。あと各章攻略の前にキャラの独白文章があり、それがなかなかの内容である。
肝心の攻略本としては不可もなく可もなくといったいつものファミ通本。

ギレンの野望 ジオンの系譜

機動戦士ガンダム ギレンの野望
ジオンの系譜を一生楽しむ本

攻略情報、データが非常にまとまっていてこれだけ一冊あれば十分な攻略本。そんな人はもういないと思うが、まったくの初心者にはちょっと辛いかも知れない。ある程度わかっている人なら役に立つ良書。
しかし開発条件とユニットデータが別記載なのでそこだけ不便。開発条件もフローチャート式で載っているが、そこには緩和条件の記載なし。別ページのリストに必須条件と緩和条件の記載がある。こういった部分に初心者お断り感を感じる。

機動戦士ガンダム ギレンの野望
ジオンの系譜 コンプリートガイド
A.D.2005改訂版

こちらはPSP版が出た時に再出版された改訂版。どうやら一部訂正も入っているそうなので、PSP版のプレイで参考にしたい人はこちらをどうぞ。攻略指令書の追加シナリオも攻略情報見開きで記載あり。そこにメリットを感じた。
それ以外の内容は初歩的な事から幅広く記載があり、メインで使えるレベルではある。ただユニットやキャラのコメントは勁文社『一生楽しむ本』の方が的確で面白いかな。両方それぞれの良さがあり、使い分けて楽しんでいる。